海上タクシー船長が綴る 瀬戸内海と島々のブログ
安全情報・運航基準・安全運航の取り組み
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安全情報
2025年(令和7年)7月
中国運輸局報告済安全情報
事業者名:株式会社川西マリンサービス
営業所数:1
営業所所在地:岡山県玉野市石島3010
過去5年間事故件数:0
運航船舶隻数:5
船名:マリンストーク 総トン数:18トン 旅客定員:50名
(救命胴衣数:52 救命浮器数:4 船舶検査証書交付年月日:2024年8月5日)
船名:ALBATROSS 総トン数:9.7トン 旅客定員:25名
(救命胴衣数:27 救命浮器数:2 船舶検査証書交付年月日:2025年3月13日)
船名:Seagull 総トン数:5トン未満 旅客定員:12名
(救命胴衣数:13 船舶検査証書交付年月日:2025年1月9日)
船名:川西丸 総トン数:5トン未満 旅客定員:18名
(救命胴衣数:19 船舶検査証書交付年月日:2025年1月9日)
船名:イーグル 総トン数:5トン未満 旅客定員:15名
(救命胴衣数:16 船舶検査証書交付年月日:2025年1月9日)
全船無線設備:携帯電話 当社運航区域(平水区域のみ)で全エリアをカバーするdocomo携帯を使用
運航基準
・穏やかな瀬戸内海ですが、荒天時は波が高くなり運航できなくなる場合があります。基本的には、波高1.5メートル、風速12メートル以上、視程300メートル以下を基準に運航を中止します。海域によっては基準に満たない場合でも運航中止判断をする場合もあります。天気予報で低気圧や台風が近づいている場合はご留意ください。ご予約いただいているお客様には予報を注視しつつ、運航中止の可能性がある場合にはお早めにご連絡いたします。
・宇野港から直島、豊島、石島、屏風島などの直島諸島の島々は、島々に囲まれているため、風向きによっては荒天時でも比較的波が穏やかで運航できる場合もあります。川西マリンサービスは宇野港を基点にしていますのでご相談ください。
・冬から春、秋から冬など季節の変わり目等、特に早朝、瀬戸内海では濃霧が発生する場合があります。霧の中は、レーダーやGPSを使用すれば技術的には運航できます。実際、濃霧の中船を走らせる同業者もあります。しかし目視が効かない中の運航は機器頼りになり非常に危険が伴いますので、川西マリンサービスではある程度の目視が効くようになるまでは運航いたしません。安全第一に考えておりますので予めご了承ください。霧の発生に関しては当日にならないと予想できない場合が多いのですが、霧が晴れるまで出港をお待ちいただく場合が多いです。ご予約いただいているお客様には、霧が発生した場合はお早めにご連絡し、出港時刻の変更等ご相談いたします。
安全運航の取り組み
川西マリンサービスは安全の徹底により無事故を誇りますが、万が一の事故に備え、全船舶それぞれに保険をかけております。当社の旅客船は日本旅客船協会に加入しており、日本旅客船協会会員のための船客傷害賠償責任保険に入っております。事故がないことが当たり前ですが、万が一の時には乗客の皆様全員に保険適用されますのでその点はご考慮ください。
また、事故を未然に防ぐことを重視するため、運航の可否については特に厳しく判断しております。荒天の予報が出ている場合、ご予約のお客様には一週間から三日前と早い段階で運航が出来ない旨連絡する場合もあります。事故の可能性が高くなる夜間の運航に関しても、お客様を乗せての運航は明るさの残る日没前後までと決めております。事故の可能性を極力0にするための方針ですのでご理解ください。